塾に通うか家庭教師を雇うか迷っている人へ
子どもも親も、中学3年生になると
高校受験という言葉が現実味を帯びてきます。
そうなると一気に焦り始めることでしょう。
そして頭に浮かぶのは、
塾に入れるか、家庭教師をつけるかの
疑問かと思います。
塾が良いか、家庭教師が良いかは
子どものタイプや状況によって異なるため、
一概には言えません。
まずは、どちらが自分にとってのベストか
どうかを見極めましょう。
塾が向いている人はこういう人
塾というのは、
簡単に言えば学校と同じです。
集団での授業になるため、
そこに苦手意識がある場合は
適していません。
塾に適している人は、まず現在の成績が
オール4以上である人です。
何故なら、学校という集団授業で
既に結果が出せているからです。
学校の授業のレベルは、
成績2〜4の生徒を前提に進められています。
そのため、オール4の時点で学校の授業では
物足りなくなっているということです。
学校の授業よりもさらに濃い内容の
集団学習で学ぶ塾を選択すると良いでしょう。
家庭教師が向いている人はこういう人
家庭教師が向いている人は、
学校での成績が現在平均3でいくつか
4があるというレベルの子どもは、
家庭教師が適しています。
何故なら、学校という集団学習の場に
向いていない可能性があるからです。
家庭教師は一対一です。
個人の学力に合わせることの出来ない
塾や学校と違い、個人の学力に合わせて
調整してくれます。
学校で成績が上がらなかった子が
家庭教師にお願いした途端に一気に
成績が上がる子もいます。
しかし、集団学習が苦手な子で
家庭教師が望ましくても、
家だと集中できないという子もいます。
そういう子は、個別学習塾に通うか
図書館で勉強するか、環境を変えてあげましょう、。
成績の上がる入塾のタイミング
子どもの成績が上がりやすい
入塾のタイミングが実はあるのです。
どうせなら、そのタイミングに
塾に入ることをオススメします。
そのタイミングとは、
中学校入学時、もしくは中学3年生進級時です。
中学校入学時に入塾すれば、
これからの3年間高校受験を
見据えた学習に取り組むことが出来ます。
勉強をする習慣がつくというメリットもあります。
また、中学3年生の進級時に入塾すると、
「自分は受験生だ」という気持ちの切り替えが
出来るようになります。
これにより、勉強に身が入るのです。
しかし、塾に入れば成績向上間違いなしと
勘違いしないでくださいね。
塾は学校と同じで、勉強を教えてくれる所です。
ただ時間を過ごすだけでは、学力は上がりません。
本人の学ぶ意欲や自習があってこそ、
塾や家庭教師の効果が発揮されるのです。
次のページでは、
高校入試に向けた進路希望調査の書き方を
ご説明します。
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