我が子が登校拒否になってしまった理由とは!?
登校拒否と不登校を一緒だと
思っている方が多くいるようです。
しかし、両者は異なります。
不登校が悪化し、学校そのものに拒否反応が
出てしまう状態を登校拒否と言います。
不登校の根本的原因は家庭環境でした。
しかし、登校拒否の原因は、
成長途中の大きな出来事が
要因となっていることが多いようです。
登校拒否の原因を知ろう
子供の登校拒否には幼児期の体験が
影響しています。
例えば、暴力を振るわれた、
暴力をふるわれている場面を目撃してしまった。
このような経験をもつ子供は、
登校拒否となる可能性が高いのです。
その理由は、トラウマです。
小学校の時よりも中学校になってからの方が、
ケンカやイジメといった暴力的な場面に
遭遇することが増えます。
その場面に遭遇もしくは実体験したことで、
幼い頃の記憶がフラッシュバックして、
不安感が高まるのです。
まずはフラッシュバックについて、ご説明します。
人間は命の危険を伴うような危険な体験、
辛い体験をしたことが脳の奥深くに
刻まれます。
そしてその記憶が、
似たような状況が起こった時に、
瞬間的に蘇るのです。
これをフラッシュバックと呼びます。
フラッシュバックによって過去の辛い体験が
瞬時に蘇ると、目の前が真っ白になり、
息が詰まる、叫びたくなるなど、
身体的な症状も現れます。
このような場合は、
無理に登校させてはいけません。
中学生は特殊な時期
中学生は、思春期であり
反抗期でもある人生でも
特殊な時期です。
親である大人たちも、
多くが経験してきたことでしょう。
登校拒否は、心が不安定であるという
思春期の特徴が大きく出ているのです。
例えば、「比較」です。
中学校では試験の結果順位が張り出されることもあり、
他生徒との優劣の差を
自ら感じるようになります。
また、兄弟姉妹がいる場合は同じ学校に
通っていた可能性も高く、兄弟姉妹間の比較を
先生からされることもあります。
大人がさりげなく口にした比較を
子供は大きく受け止めて「怒り」「不安」に
襲われるのです。
これが、不登校や登校拒否を引き起こす
原因となります。
次のページでは、
中学校に行きたくない理由をご説明します。
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