子供の反抗期に親子関係を悪くさせない方法
中学生になると、思春期に反抗期子供の成長に関わる時期がやってきます。しかし、親としてはその対応に悩んでしまいますよね。
安心してください。反抗期は適切な対応を取ることで、親子関係がとてもスムーズにいくのです。
しかし、逆をいえば、対応を間違ってしまうと反抗期が長引くだけでなく親子関係にヒビが入る可能性もあります。
ここでしっかりと、適切な対応について学びましょう。
男の子の反抗期の特徴
男の子は力強くたくましい、かっこいい大人の男性に憧れていることが多いものです。
そのため反抗期になると、その多くの子どもが力で気持ちを表現するようになります。
家の壁や本棚を蹴ったり、殴ったり。だんだんと物にあたるようになります。酷い場合は、親に手を出すようになります。
子供が暴れている時、止めようとするのが親の本能でしょう。しかし、これで親子共に大怪我をしては絶対にいけません。
子供は親に怪我を負わせてしまったという大きな心の傷ができてしまいます。そのことをきっかけに、非行に走る可能性もあるのです。
子供が暴れている時、ある程度は離れてみましょう。もちろん、放置はだめですよ。
こういう時は、気持ちを理解しやすい父親の出番になるでしょう。
女の子の反抗期の特徴
女の子の反抗期は、閉じこもりが特徴的
です。心の中に閉じこもり、部屋に閉じこもるのです。
学校から帰ってからリビングに顔を出すことなく自分の部屋に閉じこもってしまう、すぐに遊びに行ってしまうこともあるでしょう。
この時に親が無理やり接点を持とうとしても、逆効果です。親は寂しい感情は心の中に抑えて、大人の余裕を出しましょう。
タイミングを見計らって話しかけましょう。
少し距離をおこう
男子も女子も、反抗期にはイライラしたり暴れたりと、親の言うことを聞かなくなります。反抗期ですから、親の言うことは一切シャットアウトです。
そんな時に親がしつこく絡んでいくと、子供の心は余計イライラしてしまいます。
そのため、「今荒れているな」と思ったら数時間子供を放置しましょう。
子供への適切な親の対応
子供が落ち着いた時こそ、話しかけるチャンスです。
この時、話す環境に注意してください。うるさい場所や他人がいる場所はいけません。
他人がいると、子供は強がってみせて落ち着いてくれません。
そして、子供の主張は否定していけません。子供には子供なりの理由があります。しかし、それを頭ごなしに否定されると、親を拒否するようになるでしょう。
まずは子どもの話を冷静に聞くことに親はつとめましょう。
次のページでは、中学生の反抗期に悩んでいる方へその対処法についてお話します。