勉強にやる気が出ない中学生には、ご褒美作戦を実行しよう
どうしても勉強のやる気が出ない・・・。そんな悩みを抱えている子どもは多くいます。なんでやる気が出ないのか、その理由は一つ。遊びの時間の方が大切だからです。
それでも勉強をしないといけない状況には変わりありませんよね。そんな時、どうすればやる気が出るのか、その方法をご紹介します。
人が行動に移すにはメリットが必要
質問です。
「この重たいカバンを100m先まで走って運んでください。100万円あげます。」「この重たいカバンを100m先まで歩いて運んでください。報酬はありません。」
あなたはどちらの方法で運びますか?おそらくほとんどの人は、走って運ぶことでしょう。なぜなら、走るだけで報酬を得られるからです。
人間は誰しも、行動に移すための動機が必要になります。その動機の多くが報酬にあるわけです。
お父さんが会社で残業してまで働くのも、「給料」「やりがい」「出世」などの報酬を得るためです。タダ働きであれば、毎日懸命に働けません。
つまり、勉強のやる気を出させるためにはわかりやすく「報酬」を考えれば良いのです。
勉強を頑張るための報酬とは
ここでまず問題なことは、子どもの心理的に、「勉強=遊ぶ時間を減らすもの」として、完全にデメリットとしてインプットされてしまっていることです。
勉強にやる気のでない子どもは、かなりの確率でインプットされています。
大人からすると、勉強すれば将来に役立つなど、未来の報酬を考えます。しかし、子どもは遠い未来のことよりも、今が大事なのです。
「勉強すれは行きたい高校に行けるよ」「かっこいい制服、可愛い制服が着れるよ」これでやる気が出るのならば万歳です。しかし、難しいでしょう。
では、どうしたらよいか。それは親がメリットを作ってあげるのです。
「成績が上がったらスマホを買ってあげる」「成績が上がったらゲームを買ってあげる」「成績が上がったら旅行に連れて行ってあげる」
このような分かりやすく子どもの望む報酬を提示してあげましょう。
「物で釣るようで情けない・・・。」と思われるかもしれませんが、決してそんなことはありません。人間誰しも、報酬のために頑張るのです。
次のページでは、自宅で学習する時の正しい方法をお伝えします。
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