子供には失敗も経験させることが大切
反抗期のお子さんを育児中の保護者の皆さん、お疲れ様です。きっと疲れ果てていることでしょう。
小さい頃はあんなに素直で可愛らしかったのに、何で反抗ばかりするのかと悩んでしまいますよね。
一般的に反抗期は高校卒業から成人を迎える頃までに落ち着いてくると言われています。
まだまだ先なのかとため息をつく人もいるでしょう。しかし、落ち着くならいいのです。
落ち着かないで、大人になっても親に反抗するいわゆる「不仲」という状態にならないためにも、今の親の態度はとても大切なのです。
ここで、反抗期にとるべき親の態度をご紹介します。
子供を支配してはいけない
思春期の子供にとって、親の意見よりも周囲の意見や評価の方が重要視されているということを、まずは認識しましょう。
親が子供のことを思ってあれこれアドバイスしても、子供からしたら友達の意見や雑誌の意見の方が大切なのです。
そのため、頭ごなしに子供や友達の意見を否定してはいけません。
子供や友達の意見もあながち間違っていないかもしれません。遠回りなだけで、きちんと正解を向いているかもしれません。
大人が正解への近道を知っているのは、経験したからです。そのため、親はその近道を子どもにさせてあげようとします。
しかし、本当に子供のためになるのは、自ら経験して学ぶことなのです。大人が自ら体験したのと同様に、子供にも経験させてあげましょう。
子供の選んだ道が遠回りなことに親が気がついても、見守ってあげましょう。子供本人が遠回りだったなと反省し、次回に活かせるのです。
たくさん経験し、たくさん失敗させましょう。若いうちの苦労は買ってでもした方が良いのです。
母親に必要なものは休息時間
毎日なくなることのない家事に追われ、反抗期の子どもに振り回され、母親は本当に疲れますよね。
お母さんも、たまには休みましょう。
休み方がわからないというお母さんもいるかもしれません。
例えば、外食をしましょう。家計が気になるという面もあるかもしれませんが、たまの外食はお母さんのリラックスになります。必要な出費です。
また、部屋の掃除や片付けを放置してゆっくりするのは、やはり気が引けるということもありますよね。
そういう時は、シルバー人材派遣センターを利用してみましょう。1時間1000円前後で利用可能です。
さらに、お母さんには心の休息も必要です。反抗期の我が子を見ていると、自分の育て方が間違っていたのかと自分を責めてしまいがちです。
しかし、そうではないのです。「ただの反抗期」です。ただの反抗期と割り切って、開き直りましょう。
次のページでは、思春期の子が陥りやすい栄養不足についてお話します。
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