学校がストレスと感じる原因は一つではない
子どもが不登校になる根本的な要因として、家庭環境や発達障害があげられます。しかし、それでも学校生活がうまくいっていれば、不登校にならないことがあります。
では、学校生活がうまくいかなくなるとはどういうことか。やはり多いのがイジメです。
友人関係が壊れた時、不登校になる大きなきっかけとなります。
学校がストレスと感じる
子どもがイジメにあったり、犯罪被害にあった後の心的外傷が残っている場合は、学校そのものにストレスを感じることがあります。
学校にストレスを感じると、不登校になってしまうのです。特にイジメは子どもが不登校になる要因として最も多いものです。
もしもイジメが要因となっていると発覚したら、担任の先生か不登校専門の相談所に相談することが先決です。
最近ではイジメや不登校を対象として相談機関が増えてきています。子ども自身が相談することも可能ですし、親が相談することも可能です。
イジメに対して、親子で立ち向かうことはとても大切ですが、どう立ち向かえばよいのか難しいものでしょう。遠慮なく相談所や先生に相談しましょう。
次に、犯罪被害にあった場合です。これも、相談することが解決への近道です。一番は、心療内科です。
不登校の原因は一つでない
不登校の原因は一つとは限らないということを覚悟しておいてください。
例えば、発達障害をもち、それが原因でイジメにあう。家庭環境に問題があり、態度が悪くてイジメにあう。
このように、不登校にいくつかの原因が絡んでいる可能性が非常に高いのです。まずは冷静に原因が何かを全て洗い出しましょう。そうすれば、解決に向けて進むことができるのです。
大切なことは、以下の3点です。
1、親が子供のことをしっかりと理解すること2、親は子どもをサポートし、導く役割を担っている3、先生や相談所などに相談すること
この3つを肝に銘じていれば、不登校は必ず解決することができます。
次のページでは、不登校中の中学生に訪れる4つの時期についてご説明します。
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